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会社の目的

種類 説明 事例
具体性  会社法の施行にともない具体性の要件が緩和され、
 目的の記載にどの程度まで具体性をもたせるかは会
 社自身の判断にゆだねられることとなりました。あ
 まり抽象的すぎると、その会社がいったいなにをす
 る会社なのか一般人に理解してもらうことができま
 せんが、具体的すぎるとかえって会社の活動範囲を
 制限してしまいます。 
 具体性がない目的
 「不幸な人を幸せにする行為」
 「すべての人を笑顔にする事業」
 など
明確性  会社の目的は一般人にも理解ができる程度の明確性
 がもとめられます。一般人には知られていない専門
 用語や新語・造語・流行語などは、使用を制限され
 る場合があります。
 
適法性  法令等で禁止又は制限されていたり、公序良俗に反
 する事業は会社の目的とすることができません。
 適法性が否定される目的
 ・反社会行為
 「盗品の買い入れ及び販売」
 など
 ・資格者に限定されている事業 
営利性  会社の本質は、利益を得て、その利益を分配するこ
 とですので、利益を得る可能性のない事業を会社の
 目的とすることはできません。(※これは、会社の
 目的として定款に記載し、登記をすることができな
 いということにとどまるもので会社が行うボランテ
 ィア活動などの社会貢献を否定するということでは
 ありません。)
 なお、公益的な事業であっても利益を得るる可能性
 があれば会社の目的とすることが可能です。
 営利性がないとされている目的
 「政治献金」
 など

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